Duolingoを軽い気持ちで始めてから、気づけば9カ月が経ちました。
毎日5分ほど続けていますが、正直なところ、英語力が劇的に伸びた実感はありません。
それでも、無理なく英語学習を習慣化できたことには大きな価値を感じています。
この記事では、私の実際の使い方や、続けて感じたメリット・物足りなかった点を正直に紹介します。

今回は知り合いのDuolingoを継続して続けてる、凄い方に記事を書いてもらっています。
そもそも私がDuolingoを始めたきっかけ
当時の英語レベルと悩み
塾講師として普段から英語を教えているため基礎知識は身についている状態でした。
文法や英文を読むことは得意ですが、リスニングとスピーキングにはまだまだ能力不足を感じていました。
Duolingoを選んだ理由
身近な友達がDuolingoをやっていたことと、クルーズ船に乗る予定があったことが理由です。
6人の友達から、Duolingoを使っていることを聞いていました。
その6人はそれぞれ別々のコミュニティの人で、別々のタイミングでDuolingoのことを聞いたので、「そんなにみんなやってるんだ。きっといいアプリなんだろうな」と無意識に刷り込まれていたように思います。
仕事柄なにかしら毎日英語に触れていたいと思っていたことと、外国籍のクルーズ船に乗る予定が控えていたため英語の勉強をしておかないとというちょっとした焦りの中、パッと思い浮かんだのがDuolingoでした。
クルーズ船のためには、もっと実践的なオンライン英会話のようなものをやるべきだと思いつつも、当時あまり精神的余裕がなかったので、お手軽に始められるDuolingoを選びました。
「いつ辞めてもいいや」「とりあえずコレで」というお気軽な気持ちで始めたわけですが、なんだかんだと9カ月も続いて、今に至っています。
実際にどうやって使っているか─私の使い方を公開
1日のルーティンと使い方
本当は時間を決めて取り組んだ方がいいに決まってるんですが、私は夜寝る前か日中の隙間時間にやっています。
思い出したときに1日1単元(5分程度)をやるという感じで取り組んでいます。
よく使っている機能
メインとサブ機能があり、私はメインの方を進めています。
メイン

サブ

どちらに取り組んでもその日に学習したという記録は付きます。
メインについての説明
メインにはセクションがあり、セクションの中にユニットがあり、ユニットの中に各単元があるという構造になっています。
各単元は、主に①ストーリー(リーディング)、②単語や文法など全体的な学習、③ラジオ(リスニング)、④これまでの単元の復習、⑤ビデオ通話(有料コンテンツ)、⑥ユニットの復習、⑦ロールプレイ(有料コンテンツ)で構成されています。

上から順番に進めていきます。
「全体的な学習」の実際の内容はこんな感じ
問題文は、単語をタップすることで日本語訳を見ることができるので、知らない単語がでてきたときに活用しています。

解答後に「スマート解説」が出てくる場合もあり、気になる表現などがあったときに利用しています。

私はリスニングを特にがんばりたいので、「ラジオ」を楽しみにやっています。
サブ機能についての説明
「音声」と「トレーニングルーム」というのがサブ機能になります。
①「音声」は、発音の練習です。
②「トレーニングルーム」は、これまでメインでやった問題がスキル別に復習できます。

私の場合、サブ機能は今のところまだ数回しか手をつけていないのですが、魅力的には感じています。
特に「音声」と「ラジオ」は今後使ってみたいなと思っています。
ラジオはリスニング問題なので、リスニングを鍛えたい私にとっては、これをまとめて練習できるのはありがたいです。
フレンズクエストについて
しばらくの間は、フレンズクエストも利用していました。フレンドと協力してクエストを達成するとアイテムがもらえるというものです。
ただしクエスト達成のためには、1日に複数回レッスンをすることになるので余裕がないときは少しプレッシャーになります。
実はDuolingoで学べるものの中には、英語以外にも数学や音楽といったコースもあります。こちらに切り替えてレベルの低い問題で楽に回数をこなし、クエストを達成するということもできます。
でもこれでは本末転倒だなと感じ、やっぱり英語だけでやろうと思い直しました。
フレンズクエストはモチベーションを保つのに良い機能だと思いますが、1日1単元というルーティンに変えたこともあり、無理してやらない方針にしました。
※設定でフレンズクエストをするかどうか選べます。

続けてみて良かったこと・実感できたこと
継続しやすかった理由
無料でも問題なく、そしてストレスなくプレイできることです。
1単元終えた後に広告は出ますが、時間が短めなのであまり気になりません。
簡単すぎず難しすぎず適正なレベルを選んだことです。
簡単すぎるとやっている意味を感じなくなるし、難しすぎると毎日するには負担になるので、ちょうどいいレベルを探ることが結構大事だと感じました。
Duolingoを始めるときにレベルを選べるのと、始めてからもテストを受けて飛び級できるシステムがあります。
一日に少しずつなので負担が少ないことです。
メインの1単元は5分程で終わります。私の友達は、毎日の朝の通勤タイムにやって習慣化していると話していました。
フレンドの存在が励みになることです。
フレンドがその日に既にプレイしたかどうかが分かるようになっています。ということは逆に、私がサボっていることもフレンドにバレてしまいます。私のフレンドはなぜかみんな、すごく真面目に毎日やる人ばかりなので(笑)、その勢いに引っ張られて続けられているように思います。
「つつく」というリマインダー機能があって、まだその日未プレイのフレンドにプレイを催促する通知を送ることができます。
自動送信なんですが、これがちょっと挑発的な言葉を言ってくるので面白いです。
「まだやってないなんて、どうかしてるんじゃない?」みたいな感じで煽ってきます。
こういうところにDuolingoの癖の強さを感じて愛着が湧きます。
連続記録表示があるので、切らさないように意識できることです。
最初のころは連続記録をあまり気にしてなかったのですが、100日とか続いてくるとこれを切らしてしまうのはもったいないという気持ちがでてきました。
ズルできるアイテムがあることです。
「連続フリーズ」「連続シールド」というアイテムがあって、やり忘れた日には「連続フリーズ」を、事前に何日間かできないと分かっているときには「連続シールド」を使います。
これを使うと、なんと、やったことにできちゃいます。うっかりしたときや旅行中でも安心です。
私はこの緩さがとても気に入っています。
「毎日やらなきゃ!」という圧迫感がなく、Duolingoに縛られずに生活できている感じが心地いいです。
実際に身についたと感じたこと
日常に英語を少しでも取り込むという習慣が身に付いたことです。
正直Duolingoをしているからといって英語力自体に大きな変化は感じていませんが、英語学習を習慣化できたというのはとても大きな収穫だと思っています。
地味だけど一番難しいことであり、大事なことだと思います。
よかったこと、楽しかったこと
色んな題材のストーリーがでてくることです。
普段の自分には馴染みのない話題(たとえば宗教など)も出てくるので、自分の知らない新たな単語や表現に触れることができました。
1つのユニットの中で、そのユニットで習得させたい「決まった表現や単語」が何度も繰り返されます。総復習の単元でも、忘れたころに再度その表現や単語が出てきます。
この繰り返し学習によって、初めて知ったことが頭に残りやすかったです。
スマート解説がついていることです。
全部の問題についているわけではないですが、スマート解説がついている問題もあります。
気になったところを後でわざわざ自分で調べなくてもすぐに見ることができるのが便利です。
キャラクターがちょっと変わっていて面白いことです。
Duolingoには何人かの決まったキャラクターがいて、それぞれちゃんとしたキャラクター性があります。
リーディング問題である「ストーリー」を進めていくことで、彼らの性格や職業、関係性などがだんだんと明らかになっていきます。
そしてどのキャラクターも基本的にみんな、とても癖が強いです(笑)。ここでもまた「つつく」のときのように、独特な空気感を醸し出すDuolingoに愛着が湧いてきます。
正直しんどかったこと・物足りなかったこと
続けていて感じた限界
英語力自体はそんなに劇的に伸びるということはないと感じました。
これは私のDuolingoの使い方によるかもしれません。英語の基礎知識は既にある状態なので、「新しいことをどんどん覚えていく」というよりは、「すでに知っている知識を忘れないように保つ」といった英語力の維持の側面が強いです。
そのため「Duolingoをやってすごく成長を感じる!」という感じではなかったです。
初学者の方にとっては「新しいことをどんどん覚えていく」方が多く、違った印象を持つかもしれません。
物足りなかった機能や学習内容
ラジオ(リスニング)に解説がないのでほしいです。
ラジオにある機能は、今のところ巻き戻し機能のみです。話すスピードをゆっくりに変えられる機能もあると嬉しいなと思いました。
また、解説がついていないので、話された英文とその和訳まであるとありがたいなと思います。
現状では聞き取れなかったところが分からないまま終わってしまうので少しモヤモヤします。
スピーキングが物足りないです。
無料でプレイできる範囲だと、スピーキング要素が薄いと感じました。無料でできるのは、「AIが話した英文を真似して言う」のみです。
発音の練習にはなりますが、自分で英文を考えて話すという練習はできません。
有料では「ビデオ通話」と「ロールプレイ」というのがあり、こちらでAIと英会話できる機能があるようです。ロールプレイでは例の癖強キャラクターを口説いたりして遊べるらしくて少し興味ありです(笑)
スピーキングを頑張りたいなら下記を参考にしてみてください。

Duolingoに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
英語に日常的に触れ続けたい人。
英語学習の土台作りができます。自分の持っている英語の知識を忘れないように保てます。
コツコツやる力を身につけたい人。
「何事も継続するのが苦手。継続する力をつけたい」と思っている人に、Duolingoはハードルが低く達成しやすいアプリだと思います。
英語を勉強し始めたばかりの人。
同じユニットで同じ表現が何度も繰り返されたりと、スモールステップで少しずつ進めていく感じなので無理なく学習できると思います。
単語、文法、リーディング、リスニングと全体的に取り組みたい人。
全部のスキルを少しずつ学習していくので、英語力全体の底上げをしたい人に適していると思います。
こんな人には物足りないかも
目的がハッキリとしている人。
「ビジネス英語がしたい」「リスニングだけ鍛えたい」「英検〇級に合格したい」など、やりたいことがハッキリしている場合は別の学習法の方がよいと思います。
英語力の向上を短期間で感じたい人。
基本的に「スモールステップでコツコツと」なので、「英語力が劇的に伸びて感動!」みたいなことは起こりにくいです。
英語を話せるようになりたい人(スピーキング)。
無料プレイの範囲では、実践的な会話の練習はできないです。有料プランにするか、別のアプリなどを使う方がよいと思います。
他のおすすめアプリ
私が次に選んだアプリとその理由
Duolingoと並行して、Hello Talkというチャットアプリを今楽しんでいます。
Hello Talkは、言語交換を目的にした人が集まったLINEのようなものです。「こちらは英語を学びたい、相手は日本語を学びたい」という人同士でチャットできます。
人を相手にチャットしたりボイスメッセージを送り合えるので、人間の温度感があって楽しいです。
日常生活では出会うことのない外国人のイケメンとお話できてちょっとテンションが上がります。
そういう不純な理由からも継続しやすいです。色々な国の人の文化に触れることができて、言語学習以上のものが得られます。
Duolingoで基礎固めをしつつ、Hello Talkで実践練習をしています。「Duolingoでインプットし、Hello Talkでアウトプットしている」と言い換えてもいいかもしれません。

全体的な感想やまとめ
「英語を毎日少しずつでも日常に取り込む」のに非常に有用なアプリだと感じています。
フレンズクエストや連続フリーズアイテム、リマインダー機能など、継続させるためのシステムが整っています。
単語、文法、リーディング、リスニングといったスキル全体を少しずつ、スモールステップで学習できます。
Duolingoはいわば白ご飯のような存在です。何かに特化して学習したい場合は、Duolingoを基盤に英語の生活リズムを整えつつ、プラスで他のアプリや教材で学習するのがいいと思います。



