【40代社会人】2年間でわかったオンライン英会話の本音のデメリット

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40代、子育て中、仕事もフルタイム。正直、英語学習に時間を割く余裕なんてないと思っていました。でも、ある日仕事で突然、英語の帳票や約款を作成するという仕事が、大量に入ってくるようになりました。

その際、英語を喋れる上司と取引先の外国人の方との会議に参加する事になったのです。一応気を使って取引先の外国人の方もある程度日本語は喋れるし、上司も通訳はしてくれるものの。

このままじゃまずい

そう思って選んだのがオンライン英会話でした。

通学の英会話スクールに通う時間はない。移動時間ゼロ、自宅でスマホさえあれば学べるという手軽さに惹かれて、複数のサービスを試してみたんです。結果、良かった部分もあったが、“思わぬ落とし穴”も数多くありました。

目次

きっかけ:オンライン英会話を始めた理由

オンライン英会話を始めたのは、“なんとなく興味があったから”ではありません。

本当に、切羽詰まっての
選択だった

業務の中で英語を使う頻度が急に増え、しかも形式ばった英文書類を扱うとなれば、翻訳ツールに頼るだけでは限界があります。

原稿通りに進んでいけば業務上問題はないのだが、それじゃただのロボットと一緒だと、それをやってるだけでは私の価値が低くなるのでは?と焦ったのを覚えています。

会議に出ても、英語で話が進む中で内容がなんとなく理解できるものの、常に周囲が気を使ってくれているのがわかる状況でした。

取引先の外国人の方も、日本語を交えて話してくれたり、上司が逐一フォローしてくれたりするのですが、逆にその「配慮」がありがたくもあり、

同時に肩身の狭さも感じていました。

自分だけが“守られている立場”というのが辛くて、「せめて内容を自力でしっかり理解し、少しでも会話に加われるようになりたい」と強く思うようになりました。

だからこそ、「短期間でもできるだけ早く英語力を上げたい」という一心で、すぐに動き出しました。

通学の英会話スクールに通う余裕はなく、オンラインなら場所も時間も選ばず、深夜でも受講可能。これなら仕事や家庭との両立もできるはずだと思い、まずは気軽に体験レッスンを受けてみることにしたのです。

でも…やめたくなった瞬間もあった

最初はモチベーションも高かったんですが、だんだんと疲れがたまってくると、レッスンの時間にPCの前に座ることすら億劫に。

仕事が終わったあと、家のことを一通りこなしてやっと落ち着けるのが夜の10時すぎ。その状態でレッスンに臨もうとしても、頭がうまく働かず、口も思うように動きません。

色々やらないといけない事があり、遅れたりすると、

レッスンをドタキャン
してしまうことも…。

そのたびに先生には申し訳ない気持ちになり、スケジュールを調整できなかった自分に自己嫌悪を感じました。「自分は本当にこれを続けられるのか」と、気持ちが下向きになる瞬間も増えていきました。

さらに、「これって本当に意味あるの?」という疑問も湧いてきました。毎日話しているのに、自分の英語力が上がっている実感がない。

なんとなく表現のバリエーションは増えてきている気もするけど、実際の業務や会議でスムーズに英語が使えるようになったかというと、そうでもない。そんな焦りと不安が、学習意欲をさらに削っていく悪循環に陥ってしまったのです。

経験者が語る!オンライン英会話のデメリット

デメリット5選

講師・教材の質にバラつきがある
継続が難しい、生活に馴染みにくい
予約トラブル・時間が合わない
アウトプット不足・実戦感が足りない
フィードバック・復習が自己責任

講師・教材の質にバラつきがある

たとえば、ある日すごく熱心でフレンドリーな先生と充実した会話ができたかと思えば、次の日は明らかにやる気のなさそうな講師にあたってしまい、会話も単調で早く終わらせたがっている雰囲気を感じる…。

こうした講師の“ムラ”は、学習者にとってかなりのストレスになります。

さらに、同じスクール内でも講師の指導スタイルや話すスピードが大きく異なり、自分のレベルに合っていないと感じることもありました。予約のたびに「当たり外れ」がある感覚は、継続のモチベーションを削がれる原因の一つでした。

教材についても、スクールによって用意されている内容にばらつきがあり、「これ前にもやったな」と感じるような、ありきたりなトピックばかり。時事性や実用性が欠けていることも多く、次第に内容に飽きてしまいました。

フクロウ先生

自分に合った講師や教材を見つけるまでに、かなりの時間と労力を費やすことになる事もあります。

継続が難しい、生活に馴染みにくい

オンライン英会話は「すきま時間でできる」と言われますが、実際には“集中できるすきま時間”というのは、家庭持ちの身には想像以上に限られたものです。

仕事から帰ってきて、色々と家の事をやったり仕事の準備をしたり…と一連の流れが終わるのは、早くても夜9時半。

その時点でようやく落ち着ける時間ができても、正直、心身ともにクタクタです。

夜10時にようやく自分の時間が持てたとしても、脳がもうシャットダウン寸前。そんな状態でオンライン英会話を始めても、講師の話が右から左へ流れてしまい、せっかくの学びが身につきません。

しかも、その「集中できない感じ」が続くと、自分自身に嫌気がさしてしまうこともあります。

続けるためには、ただ“時間を確保する”だけでなく、“その時間に頭と気持ちを整えて臨めるか”がカギだと痛感しました。

フクロウ先生

どんなに短時間でも集中できる環境づくりや、自分なりのルーティンを設ける工夫が必要だったのです。

予約トラブル・時間が合わない

人気講師の枠はすぐに埋まってしまい、何度アクセスしても予約できず、結局空いている先生を選ばざるを得ないということがしょっちゅうありました。

その結果、自分が「本当に習いたい」と思える講師と出会える確率が下がってしまい、気づけば「今日は誰が残ってるかな…」という“講師ガチャ”のような感覚になってしまうんです。

さらに、講師によって教え方やテンション、対応力に大きな差があるため、

「せっかく時間を確保したのに、今日はイマイチだったな…」と感じるレッスンに当たると、モチベーションも下がります。

人気講師はそれだけ評判が良い理由があるので、できれば継続して受けたいのに、そのチャンスを逃してしまうのは本当にもったいないと感じていました。

時間帯の問題も見逃せません。私は夜型なので、深夜帯にレッスンを受けたいのですが、その時間に対応している講師が少なかったり、逆に日中の時間帯しか空いていない先生ばかりだったりすることが多く、非常に予約しづらかったです。選択肢が限られていると、結局「妥協して取る」レッスンが増え、学習の質にも影響してしまいます。

フクロウ先生

こうした小さなストレスが積み重なることで、いつの間にか「続けるのが億劫」に感じるようになってしまうのです。

アウトプット不足・実戦感が足りない

毎回のレッスンで軽く雑談をして、先生の質問に答えて終了。

確かに「英語を話す」経験は積めているし、日常会話程度のやりとりには少しずつ慣れてきます。ただ、その内容が表面的で実務的な英語に結びつかないことが多く、

「これが本当に自分の仕事に役立つ英語力につながっているのか?」という疑問が常につきまといました。

特に、ビジネスメールの書き方やプレゼンテーション、交渉といった実戦的なテーマに触れることが少なく、自分が学びたいと思っている分野とのギャップを感じることも。

レッスン中も「今日は何を話せばいいんだろう?」と受け身になってしまい、なんとなくこなして終わってしまう日もありました。

自分が何を話せるようになりたいのか、どのようなシーンで英語を使いたいのかを明確にしないまま進めると、内容が薄くなり、ただ受けているだけという“惰性”になりがちです。

フクロウ先生

目標やテーマを設定せずに続けていると、やっている意味が見えづらくなり、モチベーションも自然と低下してしまいますよね。

フィードバック・復習が自己責任

レッスン後のフィードバックがあまりなく、先生によっては「じゃあ、バイバイ!」と笑顔で終わるだけというケースも少なくありません。

もちろん、それが悪いわけではないのですが、「今日の内容のどこが良かったのか」「もっとこう言ったほうが自然だよ」といった具体的なフィードバックがないと、自己評価に頼るしかなくなります。

そうなると、自分の成長ポイントや改善点が見えづらくなり、どこをどう直すべきかも曖昧なまま、次のレッスンへと進んでしまいがちです。

結果として、せっかくの学習の積み重ねが薄くなってしまい、同じミスを繰り返してしまうことも。

また、復習に関しても、何をどう復習すべきかの指示がないため、完全に自己流になります。私は、録音やメモを取って復習用に見返したり、自分の言い回しを振り返ったりと工夫をするようにしましたが、それを仕組み化しないと継続も難しくなります。

フクロウ先生

自主的な工夫なしでは、せっかくのレッスンが「その場かぎりの会話」で終わってしまうリスクがあります。

上記のデメリットを感じた方にはアクエス英会話が、合っているかもしれません。下記にまとめてますので参考にご覧ください。

オンラインと通学、実際どちらが合っていた?

結論から言えば、私には

通学型のほうが
合っていた?

かもしれません。

オンラインの手軽さは確かに魅力的でしたが、通学型の持つ独特の緊張感や「場の空気感」が、私にとっては学習意欲を高めてくれる要素だったように思います。

通学型には、

わざわざ行くからこそ集中できる

先生や他の生徒と会うことで刺激になる

その時間だけは強制的に英語と向き合える

など、物理的な拘束力がある分、学習が習慣化しやすいという強みがあります。

通学という行動そのものが、意識の切り替えになっていたのだと今になって気づきました。

また、対面でのやり取りには微妙な表情や間合いなど、オンラインでは伝わりづらい“コミュニケーションの温度”があります。講師のリアルな反応が伝わってくることで、気持ちも自然と引き締まり、緊張感を持って話す姿勢が身につきました。

もちろん、時間の制約が大きい中ではオンラインがベストな選択でしたし、隙間時間に学習できるという利点は間違いなく助かっています。

ただ、「管理されて学びたい」「自分一人ではなかなか続かない」というタイプの人には、やはり通学型も選択肢として真剣に検討すべきだと強く感じます。

下記にオンライン英会話のメリットもまとめてますので、是非参考にご覧ください。

オンライン英会話が向いていない人の特徴

向いていない人の特徴

自己管理が苦手な人(私もその一人)
学習の継続に自信がない
リアルな交流を求めている

自己管理が苦手な人
(私もその一人)

オンライン英会話では、決まった時間に決まった場所へ行く必要がないぶん、自分で学習時間を確保することが求められます。そのため、時間の管理や気持ちの切り替えが苦手な人には、レッスンを習慣化するのが難しいという課題があります。

仕事や家庭の予定に追われる中で、つい「今日はいいか」と後回しにしてしまい、気づけば数日レッスンを受けていなかった、ということも。

モチベーションの維持やセルフマネジメントができないと、続けること自体が負担になってしまいます。

学習の継続に自信がない

継続力に不安のある人にとっては、学習を習慣化できるような仕組みが必要です。たとえば、レッスンを自動で予約しておくことで「やらなきゃいけない環境」を作る、または週に○回といった明確なルールを決めておくと、迷わず取り組みやすくなります。

さらに、家族や友人と成果を共有するなど、外的な視点を取り入れると、自分を客観的に見られて継続しやすくなることもあります。ちょっとした仕組みで継続率が変わると感じました。

リアルな交流を求めている

英語学習を「人と人とのコミュニケーション」として捉えている方にとっては、画面越しの会話だけでは物足りなさを感じるかもしれません。

他の学習者と顔を合わせたり、一緒に学んでいるという空気感の中で刺激を受けたい人には、オンラインの一対一形式はやや孤独感があるのも事実です。

相手の息づかいや細かい表情まで読み取れる対面のやり取りの方が安心感があるという方には、オンラインは不向きに感じられることもあります。

じゃあ無理なのか?デメリットを補う活用法

デメリットを補う活用法

教材選びを変えるだけで効果が変わる
復習・予習の“仕組み”を自作する
モチベ維持には“目的”と“記録”が効く

教材選びを変えるだけで効果が変わる

教材は「英語力に合うもの」を選ぶのが前提。難しすぎても挫折しやすいし、簡単すぎても飽きてしまいます。自分の目標と照らし合わせて、いまの自分に合っているかどうかを定期的に見直すことも大切です。

英会話初心者なら、まずは日常会話に必要な表現が中心の教材から始めると無理がありません。

合わない教材をダラダラ使い続けるのは時間のムダ。興味を持てないテーマや、自分の目的とズレている内容なら、思い切って違う教材に切り替えることが成果への近道になります。

スクリプトがついている教材は復習にも役立ちます。会話の流れをあとから見直せることで、自分がどこで詰まったか、どう言えばより自然だったのかを客観的に把握できます。

フクロウ先生

中には、音声とセットになっている教材もあり、シャドーイングや音読練習にも最適です。

復習・予習の“仕組み”を自作する

ToDoアプリやGoogleカレンダーに、レッスンの復習予定を入れておくと、「やるべきこと」が明確になります。人間は“決められた予定”に対しては行動しやすくなるもの。

面倒でも、具体的に何をやるか(例:今日のレッスンの音声を聞き返す、重要表現をノートに書き出すなど)を事前に決めておくだけでも効果的です。

自分の発言を録音して聞き直すと、思いのほか多くの気づきがあります。言いよどみ、発音の癖、文法ミスなど、客観的に自分を見ることで、成長のヒントがたくさん見えてきます。

フクロウ先生

録音データを残しておけば、数週間後に聞き返したときに成長を実感でき、モチベーションの維持にもつながります。

モチベ維持には“目的”と“記録”が効く

「なぜ英語をやっているのか?」を明文化して目に入る場所に貼っておくと、日々の迷いを防ぎやすくなります。

たとえば、「海外出張で通訳なしで話したい」「子どもと英語の絵本を一緒に読みたい」など、具体的なゴールを可視化しておくと、行動に意味を感じやすくなります。

また、学習の記録をつけて“自分の頑張り”を見える化するのもおすすめです。シンプルな日記形式でもOKですし、レッスン回数や学習時間をExcelやアプリで記録するだけでも、続けている自分への自信になります。

フクロウ先生

特に、成果が見えづらい語学学習では、「続けていること」自体が最大の成果だと思える工夫が大切です。

後悔しないスクール選びのポイント

後悔しないスクール選びのポイント

放題プランと月数回の違いを理解する
講師の質・固定制の有無を確認
日本人サポートの有無
無料体験をフル活用する

放題プランと月数回の違いを理解する

「毎日受け放題!」と聞くとお得に感じますが、実際に毎日受講できる時間があるかどうかがカギです。

たとえば、家事・育児・仕事の合間に1日1回レッスンを受けることが難しい場合、月額料金が高めの放題プランは逆に割高になってしまう可能性もあります。

また、放題プランでは1レッスンの予約間隔や回数に制限があることも多いため、「取りたい時間に取れない」「講師が限られている」といった事態に直面することも。

月数回プランの方が、1回あたりの内容に集中しやすく、無理なく学習を続けられる場合もあります。自分の生活スタイルや学習頻度とプラン内容が合っているかをしっかり確認しましょう。

講師の質・固定制の有無を確認

講師の質は、オンライン英会話の満足度を大きく左右します。毎回違う講師と話すことで刺激になる一方、関係性が築けず、前回の内容を踏まえた継続的な指導が受けづらいというデメリットも。

固定制を導入しているスクールでは、講師が自分の弱点や得意分野を把握してくれるため、より深い学びが期待できます。また、回を重ねるごとに信頼関係が生まれ、緊張せずリラックスして話せる環境が整いやすくなる点も魅力です。

日本人サポートの有無

英語初心者や不安が多い方には、日本語で質問や相談ができるサポート体制があるスクールが断然おすすめです。

学習の進め方や教材の選び方に迷ったとき、日本語で丁寧に説明してもらえると安心感が段違いです。

さらに、日本人スタッフとの定期的なカウンセリングがあるスクールでは、自分の目標や現在の課題を整理しながら進められるため、迷子になりにくくなります。

英語に苦手意識がある方こそ、こうしたサポートが整った環境で始めるのが安心です。

無料体験をフル活用する

無料体験は、スクールの雰囲気や講師との相性、レッスンの進め方を確かめる絶好の機会です。1社だけで判断せず、できれば2~3社は体験して比較するのがおすすめ。

体験を通じて「自分のレベルに合っているか」「教材の使い勝手はどうか」「講師が丁寧に対応してくれるか」などをチェックしましょう。

実際に話してみることで、公式サイトの情報だけではわからない部分が見えてきます。

まとめ:結局、オンライン英会話は「人を選ぶ」

オンライン英会話は便利ですが、生活スタイルや性格との“相性”が非常に大きな影響を及ぼします。

やらなくてもいい
言い訳を作らない!

通勤がない、好きな時間にできるという利便性は魅力的ですが、それがかえって「やらなくてもいい言い訳」になってしまうことも。

特に、自己管理が求められる環境に慣れていない方にとっては、その自由度が逆に学習の継続を難しくする要因になりかねません。

また、静かな学習環境を確保しにくい家庭環境や、夜しか時間が取れない方にとっては、講師の対応可能時間やシステム上の制約がストレスになることもあります。

自分のライフスタイルや集中できる時間帯を冷静に見極めることが、オンライン英会話の成功のカギです。

フクロウ先生

とはいえ、自分に合ったスクールや学び方をうまく選べれば、確実に英語力アップにつながる可能性も十分にあります。講師との相性、カリキュラムの柔軟性、日本語サポートの有無などを事前にチェックし、自分の目的にマッチするかを確認しましょう。

まずは無料体験を複数試してみて、「ここなら続けられそう」と思えるスクールを見つけることから始めてみるのがおすすめです。

下記にコスパの良いオンライン英会話をまとめてますので参考にご覧ください。

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